キントーンにはアプリを1から自分で作ることができるだけでなく、あらかじめ用意されたアプリを自分好みに改造して利用することもできます。 慣れていないうちに1からアプリを作っていくのは非常に大変なので、まずアプリを自分(会社)好みに作り替えることから始めるのがよいのではないでしょうか。
アプリを追加する
まずは、アプリの右側にある「+」ボタンをクリックします。
アプリストアが開きます。 左側のカテゴリに、すぐ使えるアプリが並んでいます。 「あたらしくアプリをつくる」には、「はじめから作成」「Excelを読み込んで作成」などなど、1から作るのにもいろいろな手法があるのを見て取れます。 データを取り込んで云々は、ここのExcelやCSVのことを指すんですね。 「ほかのアプリを再利用」なんてのも気になります。
画面を下にスクロールさせると、「おすすめのアプリ」欄が表示されます。 「案件管理」「日報」「旅費精算申請」など、多数の部署に渡る使用頻度の高そうなアプリの名前が並んでいます。 この中に、気になるモノを発見。 その名も、 「営業支援パック」 是非、営業支援して頂きたい。 名刺はデスクの端に積まれ、スケジュール帳は気まぐれに書き込まれ、多数制作した見積書はどれが最新かわからない…。 そんな私でも支援してくれるのでしょうか。
本アプリパックは営業で顧客や案件、商談の管理をすることを目的に構成されたサンプルのアプリパックです。 以下の3つのアプリで構成されています。 ・顧客管理 ・案件管理 ・活動履歴 …サイボウズ社にも私のような残念な社員がいたのでしょうか。
あちこちに物理的に散らばっているから管理できないのです。 ひとつにまとまっていれば、きっと管理できるのです(きっと…多分…おそらく…)。
夢と希望を胸に抱き「追加」ボタンをクリックします。
気のせいか、「アプリが追加されました!」の吹き出しが輝いて見えます。 アプリ欄に3つのアプリが追加されました。 まるでキントーンを使いこなしている人のようです。 早速、案件管理を見に行きます。
アプリを使ってみる
なるほど、顧客ごとに案件が並んでおります。 「受注予定日」や「プラン変更」は、私の仕事とは合わない言葉なので変更した方がいいかも知れません。 とりあえずキントーン様が「アイコンをクリックすると、レコードの詳細が開くよ!」と教えてくださっているのでしたがいます。
案件情報画面が開きました。 顧客名に対して、案件を作成して入力していくんですね。 例えば派遣会社の営業をしていたとすると、 顧客名:〇×通信株式会社 から、携帯ショップのスタッフ派遣を受注。 案件名:△△店に2名 ▽▽店に3名 といった風に割り振っていけばいいのでしょうか。 提案プランには、地域によって違う請求単価やキャンペーンスタッフ用の請求とかを入れていけばいいですね。 確度なんかは、先方の人員ひっ迫具合を入れていけば、どこの顧客に対して優先して派遣すればいいかわかりやすそうです。
使える!私にも使えるぞ!(多分)
喜び勇んで「活動記録を登録する」をクリックします。
ハイハイ。見たまま入力すればいいですね。 わかりますわかります。 添付ファイルには提出済みの見積もりや、スタッフ用に現場の写真、採用広告のサンプルなど付けておけば、後でサクッと取り出せるかもしれません。
で、保存すると履歴が一覧で表示されると。 上司に報告するときに、頭をフル回転させて記憶を呼び覚ます必要もなさそうです。 「キントーンに入っているので見ておいてください」 と、さわやかに告げて、ダッシュで帰宅してもちょっとしか怒られないで済みそうです。
これは非常に便利そうです。
私のダメ人間ゆえの考察として、 ・一つ障害があるとやる気は半減する ・とりあえず手を付けられる環境だと、なんとか開始させられる というのがあります。 文字にすると本当にダメダメですね。
積んだ名刺の山から目的の物を探すのが面倒。 正解の見積書がどこにいったかわからない。 スケジュール帳は白紙に近い。 もうやる気は半分の半分の半分で12.5%しか残っていません。 どこから手を付けていいか迷ってしまい、机の端をチラ見して、見積書ファイルをチラ見して放置するのが目に見えてます。
キントーンならば、とりあえずログインすれば物事が開始されます。 動き出してしまえば、なんとか作業は続いていきます。 しかも、その先には勝手に見やすく整理されたデータが待っています。
今、導入を検討し、このブログを読んでくださっているような各ご担当者様からすると、不思議で仕方ない性質の人間に見えるかもしれません。 「普段から整理整頓して、ちゃっちゃとやった方が楽じゃない」 わかります! わかるけどダメなんです! きっと私のような残念な社員さんも必ず存在します(さすがに全人類で一人だけとか思いたくないです)。 残念な社員でなくとも、仕事しやすい環境を構築するというのが、マイナスに働くことはないです。
ダメな人間に、救済の手を。 出来る人間に、さらなるよい環境を。
是非、ご検討ください。
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