Kintoneとは
kintoneは開発の知識がなくても、最短3分で業務アプリの作成が可能なクラウド型業務アプリ開発プラットフォームです。
顧客管理や案件管理、経費精算などのアプリが、ノーコードで作成できます。
登録した情報は複数人で共有でき、目的に応じてデータを抽出し集計することも可能です。
ドラッグアンドドロップの操作だけでアプリを作成できるので、システム担当者だけでなく、業務の担当者が必要に応じてアプリを作成することができます。改善の必要があればすぐに修正でき、より業務に即したアプリの運用を行うことができます。
少しイメージをつかんでいただくようにKintoneを他のツールと比較してみました。
Kintoneはどんなノーコード開発ツール?
ノーコード開発ツールと言っても、様々なものがあります。
用途別に分けて、内部向けと外部向けがあります。
内部向けは、自社や特定グループのユーザー向けにアプリを作るツールであり、
外部向けは、外部のユーザー向けにサービスを提供するためにアプリを作るツールがあります。
色んなノーコード開発ツールを触ってみた経験から、各ツールをプロットしてみました。
Kintoneは内部の業務管理向けのツールで、管理しやすいのが特徴です。
AirtableもKintoneと似ていますが、承認ワークフローの設定が直感的でない、メール通知がないことから、日本向けの要件に合わせて管理するには少し難しかったです。
Salesforceは、全アプリのデータ項目を一箇所で管理する仕組みになっていて、
アプリ間のクロス参照が簡単にできる利点はありますが、
アプリが多くなると、どれがどこで使われているか迷子になりがちです。
外部向けのサービス開発ツールにはAdalo,Webflow, WordPress, Bubbleなどが代表的ですが、今回は深掘りしないようにします。
Kintoneはどんな業務管理ツール?
業務管理ツールにも様々なものがあります。
特定の業務領域に特化しているツールと、幅広い業務に対応しているツールがあります。
また、そのツールをカスタマイズしやすいか否かの観点から各ツールをプロットしてみました。
業務特化型のアプリは、その業務のルールや流れに特化して作っているため、
あまりカスタマイズする必要なく、利用始めることができます。
家に例えるなら、内装済みのマンションのようなものです。
間取り、壁紙の色等複数のパターンから選ぶことはできますが、大体は決まった型内で動きます。
その反面、Kintoneや、Airtable, Salesforceなどは、
幅広い業務に合わせて、システムを作り上げることができます。
家に例えると戸建てのようなものです。
何階建て、庭有無、どこに何を、何個配置するか、エレベーターを入れるか等、
要件に合わせて作ることができます。
家に例えて楽しくなったのでもうちょっと書きますと、
キッチンだけでなく、食材を貯蔵する部屋、食材の在庫を見える化するためのLEDパネル、
犬の部屋、犬の足洗い場、犬のクローゼット等
普段マンションでは考えもしない機能を持つ部屋を作ることができます。
市販には販売されていない機能でも、我が家に必要であれば、作ることができるのです。
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